BLCDコレクション「スウィートルームエスケイプ」インタビュー
内藤陽人役：天﨑滉平さん
アルブレヒト・ツヴァイク役：神尾普一郎さん
※以下敬称略とさせていただきます。
収録のご感想と聴き所をお願いします。
天﨑:
内藤陽人役の天﨑滉平です！ 今回の収録本当に楽しかったです！ 2枚組ということで、二日間に分けて収録させていただき、とても濃厚な時間を過ごしました。神尾さんとは元々交流があったんですけど、勝手知ったるという感じで、本当に何のストレスもなく進められました。
神尾:
お互い見知った仲なので、役者間の緊張もなく録れるという感じでしたね。
天﨑:
リラックスして収録できたので、最初は二日って長いかもと思っていましたが、全然そんなことないですね！ もう終わっちゃった…という不思議な感じです。
神尾:
確かに早かったですよね。というか本当に時間的に巻きで終わっているんです。長い絡みのシーンで録り直しもなかったですし。
天﨑:
確かに！ 絡みのシーンとかも録り直すとなると結構時間がかかるし、難しいですもんね。
神尾:
そうだね。僕はキスの演技を正面を向いたままやっているんですが、今回天ちゃん（天﨑さん）が横にいる僕をしっかり盗み見て、終わりを合わせてくれたりしました。アルは優しいけど、キスの最中に相手の顔は見ていない！ みたいな（笑）。
天﨑:
それもちょっと興奮してくれてる感じがあっていいかもですね（笑）。
神尾:
そうそう！ キスや絡みシーンのアルは陽人にのめり込んでるように演じようと思ったので。そこは今回の聴き所ですね！
天﨑:
おぉー！
神尾:
アルを演じる上でこだわった部分が、普段はすごく余裕があるけど、陽人との絡みシーンでは余裕がなくなるというところ。あとは…、アルの自分本位なキス！
一同:
（笑）。
神尾:
原作を読ませていただいて、そういったキスの方が陽人の沼にハマってしまったアルを表現できるかなと思いました。そこは是非聴いていただきたいですね。
天﨑:
アルの役作りの部分ですね。確かにそういう意味では陽人もアルに沼ってるので、二人がお互いに沼ってるからより興奮度が増すんですよね！
神尾:
そういう所からもやっぱりこの二人って相性が良いんだなと感じました。お互いの沼り具合が一緒だからか、お互い羽目を外せている感じは出てましたよね。
天﨑:
そこも聴き所ですね！
お話の感想をお願いします。
天﨑:
僕の好きなシーンはストーリーの後半です。アルのイケメン具合に思わず惚れ惚れとするシーンがあります！ アルがイケメンなことなんて、もう言わずもがななんだけど是非言わせて欲しい（笑）。皆さんも思わずニコニコして聴いちゃうんじゃないかな…！ というシーンなので楽しみにしていてください…！
神尾:
後半のどこなんだろう…（笑）。
天﨑:
どこでしょう？ 皆さん是非探してみてくださいね！！
神尾:
逆に僕は前半の方なんですけど、このセリフ言ってて楽しいなというのがあって、陽人とホテルに向かっていた金髪男が登場のシーンで、アルが「彼とはどういう知り合いなの？」と問うシーン。この時点で随分低音でめちゃくちゃ怒ってるじゃん！ と思いました（笑）。
一同:
（笑）。
神尾:
更に続けてオウム返しで、「飲み？」「セックス」と。
天﨑:
あはははは（笑）。アルブレヒト三段活用だ（笑）！
神尾:
そうですね！ アルブレヒト三段活用が僕のおすすめシーンです。
天﨑:
アルが嫉妬してるシーン可愛いですよね！
神尾:
可愛いんですよ！ アルは今まで嫉妬するほど誰かにのめり込むこともなかっただろうし、そもそもアルに対しては誰もがゾッコンになるから、袖にされるなんてまるで経験したことのないことだったんでしょうね。自分の中の新しい引き出しが開く、みたいな。
天﨑:
自分にこんな一面あったんだと驚いたでしょうね。
自分に似ているキャラクター、好きなキャラクターを教えてください。
神尾:
自分に似ているのは、…仙石副社長ですかね！
天﨑:
素敵な温泉用意してくれますか？
神尾:
自分も部下が出張に行くなら、「いい場所泊まってきなよ！」って言うかなと。でも自分と似てるっていうとこの作品は住む世界が違う人が多すぎて難しいですね。アルブレヒト側の人達は特にそうですね。執事も違うし…。
天﨑:
小人たちも可愛いですよね！
神尾:
あ！ 小人たちは似てるかもしれないです！ 指令を受けたら主人のために忠誠を尽くして動くところは、自分同じかもしれません。
天﨑:
アルの部下がレイモンドを気遣うシーンとかも素敵ですよね。
神尾:
好きなキャラクターというとアルブレヒトになっちゃいます。アルが好きだからこそ、声を担当できたのかなと思います。アルは一途ですし、精神的な部分も好きですね。
天﨑:
僕も陽人が好きです。そして陽人が好きだからこそ、気になった人がいます。それはミアちゃんです！ 恋敵かと思ったら…、結構なネタバレだから言えないけど（笑）。僕は陽人のことが大事だから、ミアちゃんのことも好きになりました！ でも登場人物は皆んな良い人なんですよね。
神尾:
そうなんですよ、悪い人がいないんです。そして一番良い人は間先輩かな。
天﨑:
良い先輩ですよね！ 大事にしなきゃって思います！
神尾:
彼が入ると物語がふわっと明るくなりますね。本当に素敵なキャラなんですよ。
天﨑:
うんうん。
最後にファンの皆様へメッセージをお願いします。
神尾:
原作好きな方もこのドラマCDから知ってくださる方も、色んな方に楽しんでいただける内容となっております。非日常な世界観は誰しも憧れる、白馬に乗った王子様が現れるとかそういったロマンチックな願望をこの作品を聴いたり、読んだりすることによって味わえる部分があると思います。その中で二人の揺れ動く関係と、一途な男と恋多き男のバランスを是非楽しんで聞いていただけたら、非常に嬉しいなと思います！
天﨑:
まず原作が本当にすごく面白いんです。なので、原作が好きでこの作品のドラマCD化を待ち望んでくださっていた方もたくさんいらっしゃると思います。その方々に喜んでいただけるような、そして新しくこのドラマCDをキッカケに作品を知ってくださった方にも、ドラマCD面白かったから原作を読んでみよう！ と思ってもらえるような、とても素敵なドラマCDになったと思います！ キャッチコピーはセレブで嫉妬深い絶倫スパダリ×ビッチでやり手なリーマン！ これだけで既にかなり印象深いものですが、キャッチコピーだけでなく、本編にもたっぷり魅力があります！ 色んな要素、色んな段階を踏んで、奥深い話が展開されて行きますので、皆さんドラマCDと原作と一緒に楽しんでください！ よろしくお願いします！
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BLCDコレクション「スウィートルームエスケイプ」
